ultra デジットくん
設計検討資料


2002/ 7/29 魚住

「帰ってきたデジット君」のシステム粗案を考えてみました。
今何となく考えているデジット君像を絵にしてみました。

デジット君のメイン基板には Linux 組み込みマイコンボード L-Card+ を考えてみま した。名刺サイズのマイコンボードで、10BASE-T コネクタ、フラッシュ・カード・ スロット、シリアル通信機能を標準で備えています。
詳しい情報は↓
http://www.laser5.co.jp/embedded.html
価格は5万円程度と割高ですが、技術情報も多いので取っつきやすくて、何よりコン パクトさにひかれてしまいます。

A/D コンバータは高精度が期待できる積分型またはΔΣ型の 16bit を考えてみまし た。

各機能単位毎の接続はシリアル通信(RS-232C)で行い、Linux からはシリアルポート にぶら下がったデバイスとして扱うという風にしてみました。これだと Linux から のハード制御(ソフト開発)がやりやすいのではないかと思ったからです。

各機能単位は主に PIC マイコンで制御することを考えています。
PIC マイコンに関する情報は、たとえば↓
http://www.picfun.com/
PIC マイコンは20〜30ピン程度のワンチップマイコンで、アマチュアの乏しい環 境でも開発ができます。マイコン入門という意味でもおもしろいと思います。またこ れは標準でシリアル通信機能を搭載しています。

GPS はハンガリー製記録計 MAGREC-1 で使われているモジュールを採用したらいいの ではないかと思います。

おおざっぱですが以上のようなシステムを考えてみました。