機器開発の物語



last updated 2002. 8.15
  • 1975-1976年
    SQUIDセラソルザ素子の製作、及びそれを使ったSQUID磁力計開発(石津)。
    SQUID野外観測のために農学部篠栗演習林内豚小屋横にSQUID小屋、さらにその後演習林内の薬学部薬草園横に篠栗トンネル小屋、プレハブ小屋を建設する。
    TEAC R-900長時間レコーダーの購入。
  • 1976-1977年
    SQUIDセラソルザ素子の製作、及びそれを使ったSQUID磁力計開発(石津)。
    TEAC R-900長時間レコーダーの購入。
  • 1979年
    磁力計校正用ヘルムホルツコイルの製作。
    観測用計時装置(基準周波数を水晶にしたIRIG TIME CODE発生器):藤田修
  • 1980年
    誘導磁力計の設計・製作。理学部工場にてインダクションコイル巻き。
    Low noise, Low driftオペアンプPMI OP-05、Intech Low Level Chopper Amplifier
  • 1981年
    時計試作(SHARPクッロクモジュール LX-3400から 1sec 信号の取り出し)。
    データーをTEACテープレコーダー(市販品)にFM信号で記録。
    Induction Amp A221, OP5, アンコム, μA725, TL082
  • 1982年
    クロックモジュールLX-3400をNHK正時時報(880Hz)で校正する計時装置の完成。
    1日1回の自動リセット。
    Fluxgate Magnetometer(下泉製 V.2、8 bit Auto scale、通称ドカン)完成。
  • 1983年
    ラジコン(フタバ2cHプロポ)を利用したテレメタ観測にTry(久住)
    CPU(Z80)技術:SONYテープレコーダーへのデジタルデータの書き込み。
    Fluxgate Magnetometer(下泉製V.3、12 bit Auto scale、通称ドカン)完成。
  • 1984年
    Z80CPUをベースにしたデーターロガー、「デジットくん」の製作。
    標準電波を使ったデジタルクロック誤差修正システム(1月:立原卒論)
    デジタルデータのテープからの読み出し、DISKへの保存(PC-8801)手順の確立(5月、立原)。
    データフォーマット=下泉Format
    Huancayo用プログラム(6月)、カメルーン用プログラム(10月)、KUJU用プログラム(10月)完成。
  • 1987年
    オメガ受信機の試作(共振アンテナの製作)。
  • 1989年
    Super デジットくん(試作機)」の開発(篠原、オメガの受信、液晶パネルの導入、携帯ボックス利用)。
    1号機;消費電力2.5W(ウマハニ宅で調査、12/13, 1989)
    (デジットくん、Superデジットくんの命名者は秋吉清一郎氏)
  • 1990年
    第2世代Fluxgate Magnetometer完成(下泉V.4、6月)、量産開始。
    Superデジットくん使用説明書完成(篠原、12月)、量産開始。
    磁力計システム完成。
  • 1991年
    地磁気観測所鹿屋出張所にて磁力計の比較校正実施(8月)。
    太陽電池コントローラー製作(太陽電池のON-OFFコントロール:充電小僧)。
    太陽電池システム、Darwinで12ヶ月のメンテナンスフリー運用実績。
  • 1992年
    SONY、GPS受信機購入、テスト。高価なため実用化見送り。



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